Monthly Archives: 9月 2023
島津製作所ラグビー部 『SHIMADZU Breakers』の会場設営をINCOP京都九条のミニ実習としてご依頼をいただき、2023年9月23日(土)に島津製作所グラウンドに行ってまいりました。
9月23日(土)を含めホームゲーム5戦全ての設営を INCOP 京都九条に とご依頼をいただいております!
ご利用者さんだけではなくINCOPスタッフも初めての状況ということで、まずはBreakersスタッフの皆様に組み立て方や設置する場所等々、教えていただきながら準備を進めました。
会場設営は、大きく観客に関わる仕事と試合運営に関わる仕事をしました。
観客に関わる仕事は、観客席のイス、テントの設置、応援旗の配布、受付、また、ラグビー体験のできるミニラグビーパークの準備をしました。
試合運営に関わる仕事は、タイマーや得点版、ゴールポストカバーの交換、そして、選手の水分の補充をしました。
Breakersスタッフから指示を受け、物を運ぶ、準備する、と一つ一つ作業に当たりました。はじめは、緊張もしましたし、わからないことも多かったですが、自分たちでわかることも増えることで、てきぱきと動けたように思います。
特にゲーム中の水分の補充では、ボトルに‘水かスポーツドリンクか’区別する‘テープ’が貼ってあることもあり、わかりやすく、INCOPチームとして活躍できました。
ご利用者さんの中には「緊張して前日眠れなかった」とおっしゃる方もいて、その緊張の中で、『SHIMADZU Breakers』の勝利に縁の下の力持ちとして陰ながら貢献できたこと「自分のやることをできた気がします」「やりがいがありました!」と感想を持てたことが、実習の場としてとてもありがたいです。
この日の会場設営の様子は2023年9月24日(日)の読売新聞 朝刊 31面 京都版で取り上げていただきました。ありがとうございます!
明日、9月30日(土)をはじめ10月14日(土)・21(土)11月4日(土)の計4回『SHIMADZU Breakers』のホームゲーム(@島津グランド)でINCOPが会場設営します。
『SHIMADZU Breakers』が勝利できるように、また、ラグビーが一層盛り上がるように、INCOPも縁の下の力持ちになり、支えていきます!
⁄ 簡単に書くと ⁄
就労移行支援とは
障がいのある方が企業就労を目指す
ために
必要な訓練を受けることができるサービス
です。
よくわからない方は
就職に必要なことについて学校のように通いながら訓練を受けることができる
とご理解ください。
⁄ 詳しく書くと ⁄
障害者総合支援法に基づき、厚生労働省令で定める人員、設備及び運営に関する基準を満たし指定をうけた就労系福祉サービスです。
一般就労を目指し、事業所内や企業における作業や実習、自分にあった仕事や環境を探し就職、また就職後の職場定着のための支援を行います。
⁄ 利用するには? ⁄
1.まずはホームページにある黄色いボタン「相談・見学・体験 ご希望の方」か、075-632-9117にお電話していただき、相談・見学会についてご希望の日時をお伝えください。
2.ご来所いただいた際にスタッフと会話や事業所の雰囲気を見て体験をご希望の方には体験参加に進んでいただきます。
3.ご利用をご希望される場合は、お住まいの(市)区役所の窓口にて利用申し込みの手続き(受給者証の申請・手続き 等)をしていただきます。
∗詳しくはスタッフにお尋ねください。
なお、相談・見学・体験全て無料です。
⁄ 利用料金について ⁄
福祉サービスにつき、多くの方が無料でご利用されています。
前年度の所得に応じて自己負担が発生する場合がございますので、詳しくは(市)区役所の窓口にて確認していただけます。
⁄ 最後に ⁄
特別支援学校を卒業してから就労移行支援をご利用する方、現在離職中もしくは在宅者の方、高校や大学を在校・在学中に相談会に参加される方もおられます。
18歳以上で、要件を満たせば65歳以上の方も利用可能です。
少しでも気になった方、またご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
就労移行支援事業所 INCOP 京都九条
075-632-9117
9月6日(水)、宇治支援学校で開催されたタグラグビーの体験会と講義に、見学として参加してまいりました!
体験会と講義をつとめるのは株式会社島津製作所ラグビー部『Breakers(ブレーカーズ)』の皆様です!
タグラグビーとは「ラグビーを基にした、年少者や初心者向けの球技の一つ」で、主な特徴の一つとして「相手チームをとめるためには、ボールを持った選手のタグを取る」ところにあります。
ぶつかるのは禁止で、タグを取ったらその場で手渡しで相手に返さないと次のプレーができないという点があります。
まずは講義から
株式会社島津製作所の事業概要やラグビーの基本的なルールについての説明から始まり、本日ご登壇された選手の皆様の紹介の後、選手同士で実際にパスを行うといったデモンストレーションもありました!
ラグビーのみ取り組むプロ選手と違い、本社やグループ会社の様々な部署で働き、仕事を終えた後にラグビー部の活動を行う上で、ラグビー憲章(※)を参考にラグビーで学んだことで仕事に活きたエピソードを選手の皆様から発表、その後に選手も交えた生徒の皆様でグループワークを行い発表するなど、とても見ごたえのある講義でした。
(※)<ラグビー憲章>
・品位…誠実さ
・情熱…熱い気持ち
・結束…チームワーク
・規律…ルール
・尊重…思いやり
体験スタート!
まずはパス練習などを行った後、生徒の皆様でチームを作って選手のタグを奪う、奪えなかった場合は「どうすれば奪えるか」を話し合い実践することで、考えたり意見を出し合ったりとチームワーク高めます。
選手にタグを取られないようボールをゴールに運ぶ際はとにかく全力です笑
体育館いっぱいに生徒の皆さんの一喜一憂の声が響きます!(盛り上がりがすごかったです!)
最後に質疑応答の後、本日様々なメニューを取り組むにあたって実践していた<ラグビー憲章>についてもう一度まとめて終了となりました。
最後に
何もかもが新鮮なあっというまの120分で、生徒の皆様の生き生きした姿に私も思わず声が出るという場面も何度もありました!
様々な質疑応答の中で選手やコーチから出た
「自分が出来る事を認識し相手に伝えると良い結果が生まれる」
「1人では出来ないことばかり。助けを求める。チームワークが大切」
「失敗することは仕方ない。失敗した日はスポーツに熱中するなどして切り替えて、次の日に繰り返さないようにすることが大切」
など、私自身、今後の支援にも役立つと感じる言葉が多くありました。
本日の体験会と講義で、スポーツの楽しさと、スポーツを通して学べる多くの事に気づきがあった方も多いのではないでしょうか。
カリキュラムの「ピンク色」はミニ実習です。
事業所近辺を中心に、ご提携いただいているお店や会社で実際の作業に取り組むことで経験値アップや、働くイメージに繋げていただきます。
「ほとんどピンク色」?笑
そうです。当事業所は他にはないミニ実習が中心の就労移行支援事業所です。
またミニ実習だけではなく、働くにあたり必要となるビジネスマナーから、体力づくりを目的としたスポーツまで様々なトレーニングを取り入れております。
第1回ブログということで、INCOP代表のご挨拶と紹介を予定していたのですが
普通にしても面白くないということで
『ご利用者さんから記者会見形式で出た内容をそのままブログとして紹介してみた』
です笑
質問から始まる会話、コミュニケーショントレーニングの一環です!
Q INCOP作ったきっかけ、目的を教えてください
もともと私は教員をしていました。白河総合支援学校で進路指導主事と進路のまとめ役を5年間している中で、障害者就職、就労でモヤモヤしていることがありました。他の事業所や企業、学校でのミスマッチ、すぐに離職する人をたくさん見てきました。そういったミスマッチを少しでもちゃんとしたマッチングにしたい、そう思って、いずれ就労移行支援事業所を作りたいと思っていました。
学校の教員として高等部の生徒を見てきましたが、「世の中には働きたい人、困っている人がいて、一人でも多くの人の就労をサポートしたい。本気の就労移行を全国に見せてやろう!」と思って立ち上げました。
Q 仕事で大きいミスがあった時の立ち直り方や次への生かし方を教えてください
失敗はチャンスと考えています。だから、そこまでへこむことがないです。失敗して当たり前。失敗をチャンスに変えるにはどうしたらいいかを常に考えています。
『失敗=チャンス!』
みなさんも記者の方々も、いっぱい失敗してチャンスや経験に変えてほしい。失敗してへこんでても時間がもったいない。次につなげると成長になる。どんどん失敗していきましょう。
Q 複数の就職先があって迷ったときはどうしたらいいですか?
第一優先にしているのはどこか?給料か、時間か、環境か、内容か、そこを考えていけば間違いないと思います。またINCOPは実習に行くので、実習で職場環境や仕事内容がわかります。その実習で「ここいいな」という感覚は大事にした方がいいです。その感覚があるのに「もっといいところがあるかな?」と考えて他にうつり、結局「前のほうが良かった」と失敗する人が多かったです。
Q 就職先を決めていくとき、自分の考えと、生徒や保護者との意見が違うときにどうしていましたか?
自分の経験から考えぬいて毎回提案していましたが、それでも「でもこっちがいいです」と言われたら、生徒や保護者の提案のあった体験をしてもらうようにしました。そして、「やっぱこっちの方がいい」ってなったら本人の思いを優先し、違ったら、「やっぱりこっちのほうがいいんちゃうか?」と提案しなおす。
自分の意見をごり押しするのではなく、本人の意見に寄り添ってまずは体験してもらう。そうしないと生徒・保護者の思いを引きずってモヤモヤしてしまいます。だから、本人の希望と近いところで経験してもらってモヤモヤをなくすようにしていました。でも、意見が違う場合も、まず一度、自分の意見はすべて伝えるようにしていました。
Q どのように休みの日は過ごされていますか?
休みの日は基本外にいます。家にいるのが苦手で、なにもなかったらどっかに出かけてます。ストレス発散もかねてからだを動かすか買い物に行くかしています。家が嫌ではないです(笑)
Q 好きなスポーツは何ですか?
やるのはテニス、観るのはなんでも、観戦は阪神タイガース。
毎年3回くらいは甲子園や京セラへ行ってます。ちなみに、阪神ファンクラブに入ってて、プラチナ会員です。今年は行けてないですが…。
早く家に帰った時は、ごはんを食べながら阪神の中継を観ています。野球以外もいろんなスポーツを観るのが好きです。今後もいろんなスポーツにチャレンジしたい。
Q 夢は何ですか?
私の夢は、情熱大陸に出ること。大好きなテレビ番組です。
将来的には山を買いたい。みんなが遊べる場所を作りたいです。
Q 好きな番組はなんですか
「情熱大陸」「YOUは何しにニッポンへ?」「家、ついてってイイですか?」 ―人生が見れる番組が好き。
「グッ!と地球便」「世界の果てまでイッテQ!」―世界が見れる番組も好き。
阪神タイガースの中継
Q 好きな芸能人
とんねるずの木梨憲武さん。自由度がありすぎる所が好きで、自由に好きなことして、自分の趣味を大事にしながら働いておられます。そういう人になりたいです!
俳優では渡部篤郎さん。ああいう雰囲気が好きです。渋いおっちゃん…あんな人になりたい…けど無理ですね(笑)