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Monthly Archives: 11月 2023

11月10日(金)、神奈川県川崎市で開催されている『Colors かわさき 2023展』に行ってまいりました!

 


【川崎市の取り組み】

 

まず最初にご挨拶をさせていただいたのは、川崎市障害者等雇用推進・就労援助事業「企業応援センター かわさき」の所長です。

 

川崎市では「障がいのある人もない人もお互いを尊重しながら共に支え合う自立と共生の地域社会」を目指し、地元のスポーツチームや企業とコラボレーションし、就労を目指す障がいのある方などがスポーツや文化的イベントで就労を体験する就労体験事業を実施しています。

 

その委託先である企業応援センター かわさき様に詳細について伺いたく、お時間をいただき会いに行ってまいりました。

 


【Colors かわさき 2023展】

 

JR川崎駅近くにある<ミューザ川崎>で、パラアート推進事業による展覧会が開催されています。

 

川崎市文化財団では、市の「かわさきパラムーブメント」の方針に基づき、障がいのある人もない人も共に文化芸術活動に取り組むことのできる環境づくりを進める「パラアート推進事業」を展開しており、その一環として、作者に障がいがあるか・ないかということにとらわれず、一つひとつの作品のありのままの魅力をダイレクトに感じてもらうことを目指す展覧会です。

 

 

こちらでも様々な貴重なお話を伺いました。

 

下の写真は「かんなくずアート」についてのご説明をいただいているところです。

 

 

スタッフの皆さまに「かんなくずゆおんせん」入りますか?!とお声がけをいただきました笑

 

 

 

展覧会で受付をされていた方も就労体験としてとのことでした。

 


 

当事業所は島津製作所ラグビーチーム・SHIMADZU Breakersの試合会場設営を含めて、様々なお仕事の体験をミニ実習を通して実施しています。

 

今回の3泊4日で沢山のことを学びました。

今後の支援で活かしていきたいと思います。

 

 

11月8日(水)・9日(木)に東京ビッグサイトで開催された『第31回※職業リハビリテーション研究・実践発表会』に代表と一緒に参加してまいりました!

 

※職業リハビリテーション(通称 職リハ)とは、障がいのある方で職業に就くことや続けていくことが困難な方が、さまざまな支援を通じて、職業を通じた社会参加と自己実現、経済的自立の機会を作り出していく取り組みです。

 

 

8日(水)午前に開始する基礎講座に参加するため、前日の7日(火)の夜に東京に到着し宿泊致しました。

 


【第1日目】

 

8日(水)午前は基礎講座、午後はトヨタループス株式会社 代表取締役社長の特別講演と、企業や支援機構の方々による話題提供「パネルディスカッション」に参加致しました。

 

特別講演ではアフターコロナの障がい者雇用について、「障がい者でもできる業務」から「障がい者だからできる業務」への取り組みとして福祉車両等の開発・評価、また「心のバリヤフリー研修」として健常者が実際に車椅子を使用するなど体験型研修についての内容が特に印象深く感じました。

 


【第2日目】

 

午前は分科会形式で6つの会場に分かれての口頭発表が行われました。

 

私が参加した分科会では、岐阜市での介護現場の状況について、人材の確保が困難な状況であることや、超短時間雇用に関しての発表があり、短時間雇用の雇用形態や賃金について質問を致しました。

 

昼はポスター発表に参加し、花園大学社会福祉学部 准教授の「講義についていけない」「親しい友人がいない」などから孤立してしまう学生についてや、在職者の余暇サポート Baby Leaf様からの障がい者の余暇支援についてなど、とても興味深いお話を聞かせていただきました。

 

 

午後の口頭発表会では特別支援学校生向け・宿泊体験事業について質問致しました。親元を離れて就労・宿泊体験に取り組むことで就労面・生活面ともに課題を見つけることができるプログラムとのことです。

 

また筑波技術大学様からは、聴覚障害のある社会人を対象としたリカレント教育(学校教育を終え就職した後に、必要に応じて教育機関に戻り学習しまた就職する)プログラムの実践報告のお話を伺いました。学びなおせないことでキャリアアップに繋がらないといった問題があるようです。

 

他にも海外の障害者雇用に関する内容(障害者雇用率を廃止している国やその経緯等)についてのお話など、とても勉強になりました。

 

最後にパネルディスカッションⅡでアセスメントを活用した就労支援の今後の課題についてパネリストの方からの話題提供を伺い閉会となりました。

 


 

上記で以外でもグループディスカッションを通して新しい方との情報交換や知識など、とても学びのある2日間でした。

 

次回、また1年後の私たちとして参加をできればと思います。

まず私についてですが、私は身体障害者として車椅子を利用し日常生活を送っている支援員です。

 

障害者としての自身の経験や、同じように障がいのある方との繋がりから、ときに個人的な意見も含みながらお伝えできればと思います。

 

以前、ブログで「3つ」の障害福祉サービスについてお伝えを致しました。

 

今回は就労移行支援を利用するメリット・デメリットについて簡単にお話をできればと思います。

 


まずはデメリットについて

 

「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」と比べ、就労移行支援は基本的に賃金(工賃)はもらえないという点があります。

 

就労移行支援は職業訓練制度(就職するための学校みたいなイメージ)ですので、今すぐに収入が必要な方はおすすめ出来ません。

 

また厚生労働省の条文にも「単独で就労することが困難」とあるように、制度上、原則バイトも禁止です。。。

 

参考:「障害福祉サービスについて」

 

収入が無いということで、例えば支援学校卒業後に利用される方は引き続きご家族のご支援を、離職された方は失業保険をもらいながら、といった環境で就労の準備を整える方も多くおられます。

 


ではメリットについて

 

就労移行支援という職業訓練制度を受けスキルアップすることで就職への幅が広がります。

 

また厚生労働省の条文にも『企業等への就労を希望するもの』とあるとおり、主に企業就労を目指す方が利用されるという点も特徴のひとつです。

 

参考:「就労移行支援事業所」

 

 


企業就労することのメリットとは?

 

様々な事業所がありますので一概には言えませんが、企業に就職することで、自身の頑張りによって「契約社員から正社員」「スキルアップによる賃金のベースアップ」「賞与(ボーナス)」など、将来的により多くの賃金を得ることが期待できます。

 

(私は過去、契約社員として勤務していた会社でも賞与を頂いていましたが「一部の方」とのことでした。)

 

また経験や実績を積むことで新しい仕事やキャリアアップのチャンスも…!

 


最後に

 

就労継続支援A型なども様々な事業所が存在します。「日々の生活リズムが安定しない」「定められた会社の就業時間や規則で仕事をすることが難しい」などの理由により一般就労が困難な方は「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」といった福祉的就労を検討してみてもよいかもしれません。

 

障がいのある方で、自分自身にあった働き方やお仕事でお悩みの方、私たちで力になれることがあるかもしれません。

 

無料見学・相談会のご予約は随時受付けております。以下にお電話かホームページのお問い合わせからご連絡ください。

 

就労移行支援事業所

INCOP 京都九条

075-632-9117

 

▶今月も【ミニ実習】ラグビー会場設営を行います!

 

▶22日(水)『INCOPキッチン』では利用者さまで料理対決!?

 

▶30日(木)『余暇』で歴史探訪~紅葉編~を予定!!

 

 

京都市内全8校ある支援学校の進路総まとめ役をつとめた元進路主事が『本気の就労支援』を届けるため考えている全て意味があるトレーニングです!

 

企業就労を目指している障がいのある皆さま、少しでも気になれば下記にお電話かホームページからお問い合わせください!

 

就労移行支援事業所

INCOP 京都九条

075-632-9117