11月8日(水)・9日(木)に東京ビッグサイトで開催された『第31回※職業リハビリテーション研究・実践発表会』に代表と一緒に参加してまいりました!
※職業リハビリテーション(通称 職リハ)とは、障がいのある方で職業に就くことや続けていくことが困難な方が、さまざまな支援を通じて、職業を通じた社会参加と自己実現、経済的自立の機会を作り出していく取り組みです。
8日(水)午前に開始する基礎講座に参加するため、前日の7日(火)の夜に東京に到着し宿泊致しました。
【第1日目】
8日(水)午前は基礎講座、午後はトヨタループス株式会社 代表取締役社長の特別講演と、企業や支援機構の方々による話題提供「パネルディスカッション」に参加致しました。
特別講演ではアフターコロナの障がい者雇用について、「障がい者でもできる業務」から「障がい者だからできる業務」への取り組みとして福祉車両等の開発・評価、また「心のバリヤフリー研修」として健常者が実際に車椅子を使用するなど体験型研修についての内容が特に印象深く感じました。
【第2日目】
午前は分科会形式で6つの会場に分かれての口頭発表が行われました。
私が参加した分科会では、岐阜市での介護現場の状況について、人材の確保が困難な状況であることや、超短時間雇用に関しての発表があり、短時間雇用の雇用形態や賃金について質問を致しました。
昼はポスター発表に参加し、花園大学社会福祉学部 准教授の「講義についていけない」「親しい友人がいない」などから孤立してしまう学生についてや、在職者の余暇サポート Baby Leaf様からの障がい者の余暇支援についてなど、とても興味深いお話を聞かせていただきました。
午後の口頭発表会では特別支援学校生向け・宿泊体験事業について質問致しました。親元を離れて就労・宿泊体験に取り組むことで就労面・生活面ともに課題を見つけることができるプログラムとのことです。
また筑波技術大学様からは、聴覚障害のある社会人を対象としたリカレント教育(学校教育を終え就職した後に、必要に応じて教育機関に戻り学習しまた就職する)プログラムの実践報告のお話を伺いました。学びなおせないことでキャリアアップに繋がらないといった問題があるようです。
他にも海外の障害者雇用に関する内容(障害者雇用率を廃止している国やその経緯等)についてのお話など、とても勉強になりました。
最後にパネルディスカッションⅡでアセスメントを活用した就労支援の今後の課題についてパネリストの方からの話題提供を伺い閉会となりました。
上記で以外でもグループディスカッションを通して新しい方との情報交換や知識など、とても学びのある2日間でした。
次回、また1年後の私たちとして参加をできればと思います。